2015年にASa-Projectから発売された美少女ゲーム『プラマイウォーズ』がにじよめで無料エロゲームとして移植されたので、無料版のプレイレビューを管理人の感想と評価と共に掲載していきたいと思います。
あまり馴染みの無い制作会社かと思ったら、「恋愛0キロメートル R18」や「ひとつ飛ばし恋愛」など個人的にも印象の良かった恋愛アドベンチャーゲームをリリースしているレーベルのようで、その為今回のプラマイウォーズも期待してプレイしましたが、結構良い感じでした!
立ち位置的にメインヒロイン的な感じの境子が貧乳キャラというのがちょっと残念でしたが、それ以外の女の子は豊満系だったので、個人的には結構満足かな!?
ストーリー
喜多家は、自分にも他人にも厳しい(元アイドルの妻に対してだけは恐ろしく甘い)という厳格な父親・清十郎によって育てられ、「清く・正しく・美しく」をモットーに規律ある生活を送っていた。
そんな品行方正な喜多家は、父の転勤をきっかけに新たな土地で生活を送ることになるのだったが、転勤時にかなり変わった条件を付けられていた。それは、広大な敷地とハイグレードな設備を要する一軒家に引っ越す代わりに、両親の仕事の同僚で、同じ部署への転勤が決まっていた「神宮家」と一つ屋根の下で共有生活(シェアハウス)をするという事だった。
神宮家には同じ年頃の美人三姉妹がいるという話を聞き、舞い上がる千早(主人公)だったが、後に高揚したことを後悔させられることになる。
何と神宮家は、喜多家とは真逆の品性下劣一家だったのだ。
事あるごとに衝突する喜多家と神宮家の子供たち。しかし、一つ屋根の下で暮らす内に親しい関係になってゆく。
ヒロイン
喜多 境子(きた きょうこ)
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主人公・千早と同じ学園に通い同じクラスで勉学を共にしている、千早の双子の姉。
周囲が引くほどのブラコンで千早を心から愛している。家族の前でもクラスメイトの前でも千早への愛情を隠そうともせず、双子の姉弟でありながら結婚したいとさえ考えている。 163cmのスレンダーなスタイルと端正な顔立ち、女子力も高く高スペックの持ち主。千早に対してはかなり甘々な姉だが、千早以外に対しては結構普通。ヒロインの中で唯一の貧乳キャラ。 |
喜多 メイ
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千早と境子の1歳年下の妹で、2人と同じく南乃原学園に通う1年生。
喜多家でも随一の頭脳の持ち主で学園での成績も優秀。マイペース過ぎるところが玉に瑕で、家族の中ではツッコミ役。また兄弟の事を下の名前にさん付けで呼ぶなどかなりドライなところがある。 自分の事を「ボク」と呼ぶかなり変わった女の子だが、ロリ巨乳という最強兵器の持ち主。好きなった相手には普段の無表情から想像も出来ないほどのデレデレ感を出してくれる。 |
神宮 巴(しんぐう ともえ)
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神宮家の長女で学園では千早たちの先輩にあたる3年生。
万人から美人と言われる美貌を持ち、更にはスタイル抜群という誰もが憧れる高スペック。学園では非常に温和で大和撫子のような印象を持たれているが、その本性は欲の化身。 あらゆる”欲”を欲し、自分の利益を阻害するものに対しては手段を選ばず排除しようとする。シェアハウスでもいつもトラブルの中心にいる邪悪な存在。 |
神宮 藍咲(じんぐう あいさ)
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神宮家の次女で、千早たちと同じ2年生。
いつも元気一杯の明るいん女の子で、クラスのムードメーカーのような存在。前向きでポジティブな性格で周囲を引っ張っていってくれるのだが、実は不真面目で適当な性格なだけで、何かとトラブルを巻き起こす問題児。 完全に逆ネタ要因で普段から下ネタを口にしているが、いざ自分の事となると意外にも可愛い表情を見せてくれる。 |
神宮 実乃璃(じんぐう みのり)
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神宮家の末っ子で、メイと同じく1年生。
上の姉2人とは違った意味で問題児。シェアハウスに引っ越してくるまでは引き籠り生活を送っていたが、転校を機に学園に通い始める。しかし引き籠っていただけあってコミュニケ―ション能力にやや難ありで、根拠のない強気な態度と口の悪さで問題を起こす。 引き籠っていたせいかゲームが大好きで、どんなジャンルのゲームも一通りイケる。そして私服が絶望的にダサく、本人も一応自覚しているらしい。 |
プラマイウォーズの感想と評判
プラマイウォーズは、エロゲーの恋愛アドベンチャーというよりは、コメディ色の強いアドベンチャーゲームという感じ。もちろんエロ要素はしっかりあるんですが、コメディ要素が強く、冒頭からボケとツッコミの応酬が続きます。
エロ要素が強い恋愛アドベンチャーが好きなプレイヤーには不向きかもしれませんが、結構笑わせてくれるやり取りが多いので、ラブコメ好きであればドハマリするかもしれないですね。
美人だけど性格がクソほど悪い巴も捨てがたいですが、やっぱりロリ巨乳でデレてくれるメイが最強かとw
またプラマイウォーズは2015年発売という、にじよめの無料エロゲームとしては比較的新しい作品ながらも、キャラボイスが無かったのが少し残念。権利関係とか予算とかいろいろと大人の事情はあると思いますけど、キャラボイスがあればもっと楽しめたと思うだけに、ほんとに残念。
口コミ
口コミを見ているとエロゲーとしての評価というより、ギャグゲーとしての評価が目立ちますね。
一人一人の個性は強いがその良さを互い引き出しあいネタの面白さに相乗効果を生んでいた
こういった口コミがかなり多かったように思います。ただし、冒頭でご紹介したASaの過去タイトルと比べるとギャグが劣化したという声も少なからずあったように感じます。
会話がやっぱり面白い…日常生活に支障をきたすレベルで。ぶっちゃけエロ要素に期待していない自分がいた。
ASa作品はエロゲーというより、ギャグ系アドベンチャーゲームとして楽しんでいる人が多いように思います。
またプラマイウォーズは「プラマイウォーズV」として、PS vitaでも発売されているので、やはりエロゲーという感覚は少ないのかもしれませんね。
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